窃取転生 - ツール使って本気出す

09:00 〜 12:00

OSINT（Open Source Intelligence）という分野ではインターネット上にある情報をもとに情報の収集を行います。
今回はインターネットにあるツール及び各種サービスを用いてメールアドレスなどの情報収集を実施します。

学べること

• Project iKy などのツールを使った OSINT 情報の収集方法
• 標的型攻撃の一連の流れにおける情報収集に対しての知識

必要なもの

• 仮想マシン（Linux）に 2 コア・8GB 程度のスペックを与えることができる PC（講演者は Virtualbox 環境を用います）
• Project iKyのインストールをお願いします

参加の条件

• トラブルがあっても自分でも調べたりしてくじけない心
• 寛容な心

講演者

古市 昌弘

もともとは PoC とかの構築開発をしていたがいつのまにかセキュリティに。はたらけどはたらけど状態。

パケット生成ツールあれこれ

10:00 〜 11:00

IP 通信では動画、メール、Web など、様々な情報がやり取りされています。
障害発生の深堀作業においてアプリレイヤーで解決できなかった場合、パケットを真心こめて作成しなければならない局面に遭遇することが極めてまれに起こります。
このセッションでは、真心こめてパケットを作成するツール類を紹介を行うことに加え、私たち開発者に親和性の高いパケット生成ツールの試用する段階までを紹介します。
セッション中でのハンズオンを想定していますが、オンライン形式での制約のことから後日空いた時間でも独力で実施可能となるような内容とします。

学べること

• 【前編】Windows 10（GUI 環境）でのパケット生成ツール利用
• 【後編】Linux 環境（CLI 環境）でのパケット生成ツール利用

必要なもの

• 【前編】Windows 10（事前に Wireshark・Win10Pcap・ipsendwin・Colasoft Packet Builder をインストールしておいてください）
• 【後編】Docker をインストールした端末を用意し、事前に次のコマンドでイメージのダウンロードをお願いします
  docker pull jwat/ubuntu2004:latest

講演者

綿貫 順一

主に開発系業務に従事し、チームリーダでありながら自らコーディングすることもよくある。今回は対外活動申請が間に合わなかったため無所属であるが、詮索無用でお願いします。

Opening Keynote

13:15 〜 13:25

資料

NTT Tech Conference #5 - Opening Keynote

講演者

小倉 真人（NTT コミュニケーションズ）

クラウド関連の OSS 調査／検証の傍ら、NTT グループのエンジニアたちとイベント開催やはたらき方の改善に取り組んでいます。最近は Chaos Engineering がお気に入り。

5G モバイルコア（5GC）を Kubernetes Operator を使って自律運用制御してみた

13:30 〜 13:55

ここ数年、従来 VNF の発展形としてコンテナ技術＋マイクロサービスアーキテクチャを取り入れた Cloud-native Network Function（CNF）に注目が集まっています。
しかし、クラウドネイティブ化の恩恵を享受するためには従来の NW 設計・構築・運用手法を見直す必要があります。
我々のチームでは CNF の代表例である 5G モバイルコア（5GC）を対象に Kubernetes 上での複雑なアプリケーション管理を可能とする Kubernetes Operator を実装し、NT 研技術の設計制御最適化エンジンと組み合わせた検証環境を構築しました。
その検証環境についてご紹介します。

学べること

• CNFとは
• Kubernetes Operator の実装方法
• 5G モバイルコア（5GC）について

講演者

平井 志久（日本電信電話）

NTT ネットワーク基盤技術研究所（NT 研）所属。2018 年入社以来、Cloud-native Network Function（CNF）の設計・制御最適化の研究開発に従事。海外サッカー好き。

PDF のコピペが文字化けするのはなぜか？ 〜 CID / GID と原ノ味フォント 〜

14:00 〜 14:25

PDF の中には「見」や「高」などの文字が検索できなかったり、コピペすると似たような別の字に化けたりするものが結構あるのをご存じでしょうか。
住所を集計しようとしても長野の「長」や埼玉の「玉」がなどが化けてうまくいかなかったり、様々な文字で影響が出るもので、康熙部首・CJK 部首補助の文字化け問題と言われます。
もちろん、これらの文字を使っていても化けない PDF もあります。
しかし、広く使われている PDF 作成ツールとフォントで化ける場合があり、多くの PDF がこの問題を抱えています。
本セッションでは、なぜ化けるのか PDF やフォントの仕組みから紐解きます。
そして、化けない PDF が作成できる日本語 TeX について、その対策とデフォルト和文フォントの原ノ味フォントを紹介します。

学べること

PDF やフォントの仕組み。

資料

• PDF のコピペが文字化けするのはなぜか？ 〜 CID / GID と原ノ味フォント 〜
• 関連資料

講演者

細田 真道

NTT グループのどこかで DX な仕事をしていますが、今回は仕事ではなく個人的にやっている OSS の話をします。

• 楽譜作成プログラム LilyPond コミッタ
• GNU 公式文書フォーマット Texinfo コミッタ
• 日本語 TeX デフォルト和文フォントの原ノ味フォント主催
• 第 10 回 日本 OSS 奨励賞受賞
• FIT2018 FIT 論文賞受賞

Flutter アプリ開発スタートアップ with Tips

14:30 〜 14:55

Flutter はモバイル等アプリ開発フレームワークとして脚光を浴びています。
Flutter の特徴・アプリ開発のはじめ方に加え、開発の基本要素をご説明します。
さらに、効率良く開発を進めていくための Tips についても、デモを交えてご紹介します。

学べること

• Flutter のはじめ方
• Flutter の基礎
• 効率的な開発の進め方

資料

[NTT Tech Conference] Flutter アプリ開発スタートアップ with Tips

講演者

神原 健一（NTT テクノクロス）

公私にわたってモバイルや新しい技術の世界に没頭。技術支援を行いつつ、講演や執筆などエバンジェリスト活動を実施中。マイブームは、英会話とランニング。

macOS の仮想化技術について 〜 virtualization-rs Rust bindings for Virtualization.framework 〜

15:00 〜 15:25

本セッションではまず仮想化技術についての基本的な背景をご説明し、macOS の仮想化技術の変遷や仮想化技術を支えるツールについてご紹介します。
特に注目する技術として、macOS 11 Big Sur から Intel ベースの Macや Apple Silicon ベースの Mac で VM を作成する Virtualization.framework という高レベル API が追加されました。
Docker などは内部で低レベル API の Hypervisor.framework を使用した HyperKit を Virtualization.framework に置き換えつつあります。
最後に、この Virtualization.framework を Rust で binding するライブラリを作成したので、そのご紹介と Linux を boot するデモをしたいと思います。

学べること

• 仮想化技術・ハイパーバイザの基本について
• macOS の仮想化技術の変遷について
• macOS の仮想化を支える Hypervisor.framework, Virtualization.framework などの API や xhyve, HyperKit などのツールについて
• Rust で作る macOS アプリケーションについて

資料

macOS の仮想化技術について 〜 virtualization-rs Rust bindings for Virtualization.framework 〜

講演者

鈴ヶ嶺 聡哲（NTT コミュニケーションズ）

イノベーションセンターテクノロジー部門所属。クラウド・ハイブリッドクラウドや機械学習基盤に関する業務に従事しております。

Elastic Stack 注目トピック座談会

15:30 〜 15:55

Elastic Stack に関する最新のトピックスや気になるトピックスをわいわいお伝えします。

学べること

Elastic Stack に関する最新の技術動向や、座談会メンバの気になるトピックスについて。

講演者

川崎 裕香（NTT テクノクロス）

OSS を組み合わせて極めるマンを目指す。楽しいことと自分が楽になる技術が好き。Kibana Canvas かわいい♥アイアンマンをはじめマーベルも好き。

西園 直人（NTT テクノクロス）

Elastic Certified なエンジニア。日々 Elastic 製品と戯れています。

山下 城司（NTT テクノクロス）

三度の飯より Elastic Stack が好き。その昔、Elasticlover という Blog を運営してましたが、気づかぬうちに蒸発してしまいました。近所のショッピングモールのどこにどの店があるか覚えられなかったものの、最近は Escape From Tarkov の Interchange でどこにどの店があるのか覚えてきたので、やればできる人間。

諸星 隆輔（NTT テクノクロス）

ビジネスソリューション事業部。BI チーム。BI といいつつインフラとかのほうの作業がメイン。子供 3 人・うさぎ 2 羽・猫 1 匹。

石黒 博之（NTT テクノクロス）

BI ツールを用いた分析システム開発を日々奮闘中。最近 Elasticsearch も始めました！

この素晴らしい新入社員とペアプロを！

16:00 〜 16:25

2020 年春、チームに新入社員がやってきました。
フルリモートによるオンボーディングを 1 ヶ月ほど行って前線投入されましたが、12 月ごろに伸び悩んでいるように見えました。
そこで、彼をパワーアップするべく講演者は立ち上がり、「癒着」と称したペアプログラミングを行い、2 つの大きめなバグ修正を通して様々なナレッジの共有を試みました。
本セッションでは、こういった状況下でチームとして初めて取り組んだペアプログラミングのやり方や知見の共有、及び課題の紹介をしたいと思います。

学べること

• オンボーディングにおけるペアプログラミングのやり方の一例
• リモートにおけるペアプログラミングの環境や知見

資料

この素晴らしい新入社員とペアプロを！ / Pair-programming with wonderful newcomer!

講演者

花川 直己（NTTリミテッド・ジャパン）

企業向けクラウドサービスである ECL2.0 の Baremetal Server / Dedicated Hypervisor 開発チームに所属。日々物理サーバと戯れながら生きてます。趣味で社内イベントや研修などに首を突っ込んだりもしています。

論文翻訳ツールの紹介

16:30 〜 17:15

講演者

山田 真徳

AI Security の研究者。趣味で株売買 AI 作ってます！

Open Mobile Network Infra Community について

16:30 〜 17:15

講演者

西原 英臣（NTT 東日本）

高度化推進部 技術戦略部門にて無線・ローカル 5G の開発業務に従事。OSS の 5G モバイルコア（5GC）や無線アクセスネットワーク（RAN）に興味があります。

社内でポッドキャストしてみたった 〜 視聴者 0 人から始める社内ポッドキャスト 〜

16:30 〜 17:15

講演者

古市 昌弘

もともとは PoC とかの構築開発をしていたがいつのまにかセキュリティに。はたらけどはたらけど状態。

ラック設計って面倒なので VR ってやつで何とかしてみた

16:30 〜 17:15

資料

ラック設計って面倒なので VR ってやつで何とかしてみた

講演者

原田 和明（NTT コミュニケーションズ）

社内の k8s GPU 基盤を運用しつつ新卒研修やイベント企画など色んな事にも顔を出したりしている。最近の悩みは趣味が多すぎて時間が足りない事。